あなたのすべてがつまってる
























学ラン























「あら、あかりちゃん」
「こんにちは」
「久しぶりねー」
「ヒカルくん、いますか？」
「ヒカル？ごめんなさいね出かけてるの」
「そうなんですか？」
「約束してたのに・・・」
「ヒカルから聞いてるわ
上がって待っててくれる？」
「あ、はい」
















おばさんの言葉に甘えて、あたしはヒカルの部屋に上がりこんだ




















今日

指導碁を打ってもらう約束をしてたの













廊下で久しぶりに見つけたヒカルの姿を捕まえて
























「指導碁、打ってほしいな」
「別にいいけど・・・」














って快く引き受けてくれたのに










いないってどういうこと？






















急用でもできたのかな






















学ランが無造作に捨ててある







ベッドの上にそのまま寝てる










ヒカルの学ラン


















中学校に上がった頃はぶかぶかだったのに
今はちょうどよくなった













学ラン姿のヒカルは





かっこいい




















三年間
着てたんだよね




















ヒカルの想い出が、たくさんつまってる

















青春








って、なんかくさいけど












一番楽しい時間を過ごした









大切な時間を過ごした




学ラン





















あたしの手は
自然に学ランに手をのばしてて










気づいたらそれをぎゅっと抱きしめてた




















ヒカル

ずっとこれを着てたんだ














何だかヒカルの想い出が
流れてくる気がした










学ランを
全部包み込むように抱きしめたまま


















ふわふわした気分になって





















気持ちよくなって




















気づいた時には夢の中












なんだかヒカルの夢が見られそうな






あたしが一番好きな時間の夢が見られそうな気がして

















そっと目を閉じてみた






















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学ランネタその５。５です、５。懲りずによくやるな（笑）
まだあるんですが（ぇ）

進藤さんのいないときに、学ランを見つけたあかりちゃん。
最初は、別のネタだったのですが、最後が浮かんできたら、進藤さんで続きが描きたくなって･･･
急遽変更になりました。こんなのばっかりだな（＾＾；）

あかりちゃんのおねだりを断れない進藤さん。らぶーｖ
眠ってしまったあかりちゃんを相手に、どうするつもりでしょうー、うふふ（ぇ）

続きもあります。もうちょっと待ってて下さい（ぺこり）