キリバン５０７７０を踏んでくださったminyoさまへｖｖリク「あかりちゃんから見た大人でかっこいい進藤さん」な、ひかり。

思っちゃダメ？

Darlling

「えっと、ここは…」
「そこは…」

ヒカルの部屋

二人で碁の勉強中

ヒカルに出された詰め碁の問題を解くあたし

「待って！そこはね…ここだ！」
「お。当たりー
じゃあ次な」

大会が近いから
ヒカルにしごいてもらってる

あたしたち３年にとって
最後の大会

どうせなら

決勝くらいまではいきたい

なんて

高望み

「ちょっと休憩するか？」
「え？大丈夫だよ」

あたしはやる気マンマン！

「あんま根つめるとよくないぜ？」
「じゃあ…」

休憩しよっかな

あたしは伸びを一つ

季節だからかな

ヒカルの部屋には
いい風が入ってくる

「気持ちいいvv」
「何か飲むか？」
「ううん」

飲み物なら、ちゃんと買ってきてあるし

今はまだ
ノドも乾いてないし

「何見てるの？」
「ん？タイトル戦の棋譜」

ヒカルは勉強熱心

学校に通ってた頃は
大っキライだったのに

やっぱり好きなことは違うのね

「こことか、すごいだろ？」
「…うん」

時々気付く

ヒカルって
カッコイイ

碁を打ってる時
よく思うんだけど

付き合って随分経つんだけど

ヒカルのかっこよさに慣れない

見る度に
かっこいいって思う気持ちが違うもの

「どうかした？」

思わずその顔を見つめてしまって

声をかけられた時にほら
こんなにも胸が高鳴るの

「な、何でもないの！」

そう答えるあたしはきっと
普通じゃない

意識しちゃったヒカルの前では

普通でいられなくなっちゃう

だから
気にしないようにしてる

いつも

ずっと見ていたいくらい
綺麗な整った顔

「そろそろ始めない？」

このまま見続けてたら

止まらなくなりそう

「そうだな。じゃあ続き」

ヒカルが並べてくれる石

石よりも
その指先に目がいってしまう

綺麗にしなる指先

プロだからかな

一度気になると
どこまでも気になるヒカルのすべて

「これ。ちょっとむずいかも」
「やってみるよー！」

忘れて

今は集中しなくちゃね

でもさすが

ヒカルが言っただけあって
難しい

「えっと…」
「降参？」
「…はい」

全然わからない

集中力とぎれた？

「そこは…」

ヒカルが少しあたしに近付いて
ふんわり漂ったヒカルの香り

麻酔にかかったみたいに
他のことなんか
考えられなくなっちゃう

そういえば
落ち着いてきたな

あんなにやんちゃだったのに

あの頃のヒカルも好きだったけど

今のヒカルも好き

「で、ここに打てば、逃げ道がなくなるだろ？」
「え？」
「聞いてなかったのかよー」
「ごめんー」

だって
ヒカルがいるから

「じゃあもっかいな」
「はい、お願いします」
「今度は聞いてろよ？」
「はーい
ねぇヒカル」
「んー」
「ヒカルって、カッコイイね」
「はぁ？」
「カッコイイねって言ったの！」

きっと誰よりも

だって
あたしが好きになったんだもん

大人っぽく綺麗になったヒカルも
あたしは大好き

どんなヒカルでも
大好きは変わらない

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カウンター５０７７０番を踏んでくださったminyoさまへｖ
リク「あかりちゃんから見た、大人でかっこいい進藤さん」でした。

あかりちゃんは常に進藤さんをかっこいいと思っていて。
普段は子どもっぽいのに、ふとした瞬間にかっこよく見える進藤さんに
ちょっとどきどきしたりなんかしてｖｖ
ずっと見ていたからわかるんです。
これかも、一番そばで進藤さんを見ていられるのは
後にも先にもあかりちゃんだけなのです。
中学の頃のようなやんちゃも好きだっだけど今はもっと好きになってる。
つまり、ずっと好きなのです。愛される進藤さんは、幸せなのですv

こんなのになってしまいましたが、よろしかったでしょうか？
お受け取り下さると幸いです（＞＜）
とにもかくにも、５０７７０番踏んでくださり、どうもありがとうございましたｖｖ
これからもどうか、よろしくお願いいたします（ぺこり）

音羽桜姫　拝

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